この人工衛星は、地球上での幾何学的自然法則を微小重力空間下 へ持ち出し、その変化を探ることで、「微小重力空間下での幾何学 的法則」を発見することを目的とした。具体的ミッションとしては、 今日、地球上での人工物等にも利用されているハチの巣の構造 (ハニカム構造)を対象とし、ハチを微小重力空間下で飼育し、 その環境下でハチが構築する巣の構造を観察することで、微小重力 空間下での幾何学的法則を導き出すことを目的としたプラントの デザイン提案である。
提案するプラントの2点の特徴
実験では、3つのプラントA,B,Cにそれぞれ異なる種類のハチを放し、 巣が出来る約一ヶ月間観察を続け、出来た巣の構造とその構築過程 を調査する。これにより「微小重力空間下での新たな幾何学的 法則」を発見し、将来到来するであろう宇宙での生活空間設計へ 応用する。
「人工衛星設計コンテスト」
公開最終審査グランプリ受賞